沖合に視覚を放棄しながら
使い古しの混合糸かなにかで
わきあがるままに描くことは、テティス
灰白色の隙間にあなたの髪を再び視る
記号の使い方はわからない
逃げてゆくすべてが 静かなフレーズの
表現のように 浮遊し 溶けはじめ
風景は流され  
形而上学的な記憶のはずれに
寸断された言語と首飾りで



テティス(抜粋)
─ 詩集「ソネット <エンディミオン> 」より─



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