木霊



末枯れたその野草も、おそらく一緒に置いたものだった。
香りは、ローズマリーに似て、
あなたのまわりの、すべてが孤独だった。
何も、見つからなかったのかもしれない、そして、
いまも、彷徨っている。
大丈夫だよ、
そう言うしかないじゃないか。
人間には、どうしようもないことがあり、いつか、はぐれてしまう。
それでも、互いの魂が救われることを、祈る。
                             












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